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現代病とも言える目の疲れとかすみ

パソコンやスマートフォンが普及し、目を酷使することが増えたために、目の疲れを訴える人が増加しています。目を酷使し続けると、目のピント調節機能が一時的に低下して、視界がかすんでしまうこともあります。

疲れ目・かすみ目の原因

私たちが物を見るときは、カメラのレンズと同様な働きをする水晶体の厚さを調節し、ピントを合わせています。このピント調節には、水晶体の周辺の筋肉(毛様体筋)が関わっており、水晶体を引っ張ったり緩めたりしています。近くのモノを見ることが続くと、毛様体筋が引っ張られ続けることで硬くなります。そのため、ピントを合わせる機能が一時的に低下して、視界がかすむ原因となります。

老眼では、毛様体筋の衰えや、水晶体の弾力の低下が生じることから、ピント調節機能も衰え、目の疲れを生じます。

近視、遠視、乱視があるのに、度が合っていないメガネ・コンタクトレンズを使っていると、過度なピント調節を繰り返します。このことが、毛様体筋の凝りを生じて、疲れ目の原因になります。

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疲れ目の予防と対策

1.適度な休憩
長時間に渡って目を酷使するような仕事では、1時間に15分ほど間に休憩をはさみます。また、蒸しタオルなどを使うと目の周りの血行が良くなり、疲労物質が取り除かれ、疲労回復に繋がります。

2.パソコン等の画面との適切な距離を保つ
画面と目の距離は40cm以上離すようにします。また、画面が自分の目より上の位置にあると上目使いの状態になり、より一層目が疲れやすくなるため、画面が目線より下の位置になるように調節します。

3.湿度の調節
ドライアイの原因にもなる乾燥を防ぐために、加湿器や濡れタオルを干して、湿度を適度に調節します。また、エアコンの風が直接目にあたらないよう、送風口の向きを変えるなどの工夫も必要です。

4.まばたきを増やす
集中すると、知らず知らずのうちに目を酷使しています。意識的にまばたきの回数を多くし、涙の分泌を増やすようにします。

5.室内の明るさ
室内が暗いと目が疲れやすくなります。読書など細かい作業をするときは部屋全体を明るめにするか、部分照明を活用します。また、パソコンを使うときは、少し暗い室内照明を使用することで目が疲れにくくなります。さらに、外の光がパソコンのモニターに映りこまないようにカーテンなどで遮光します。

6.点眼薬を用いる
末梢神経を修復するビタミンB12やピント調節機能改善成分のネオスチグミンが入った目薬や、目の組織代謝を促進するタウリンやパンテノールなどの入った目薬を用いると効果的です。疲れ目の症状がひどい場合は、ドライアイなどの病気になっていることもあるので、眼科を受診してください。

7.栄養を十分に摂取する
目に良い栄養素(ビタミンA、B1、B2、B6、B12等)が含まれている食品(豚肉、卵、まぐろ、レバー等)を摂取すると、目の疲れを取るのに役立ちます。

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